刀剣の価値は総合的な美しさを重要視するように

刀剣は美術的な価値で値段に差が出る

骨董品をウル話

実際に戦で刀剣が使われていた時代であれば、切れ味や丈夫さ、使いやすさなど武器としての価値が重要視されていました。また刀工の技術により差が出る波紋と地鉄の美しさも価値を決めるポイントになっていて、人気がある刀工が作刀したものは贈答品として使われていたほどです。武器として使うことがなくなってからは、美術品としての価値が重要視されるようになりました。


歴史的な価値ももちろん大切ですが、無名や現代の刀工が作ったものであっても、見て美しいとわかるものは高い評価を得て刀剣を愛する人たちが収集しています。このため刀剣を買取店に持ち込む際も、刀身に細やかで丁寧な彫物があって、誰が見ても美しいとわかる出来栄えであれば評価額は高い傾向があります。


鑑定書がある刀剣がすべて価値も高いわけではない


有名な刀工の作であることを証明する鑑定書がついていれば、査定のときに高い評価を受けることは当然ですが、鑑定書があればすべて高額査定につながるわけではありません。刀が作られた年代を考慮するほか、今の状態も評価を左右します。むき身の状態より鞘や鍔に柄などすべてそろっている状態のほうがいい評価ですし、錆や地割れなどが確認され脆さが目立つようであれば価値が下がってしまいます。


所有している刀剣の価値を維持したいなら手入れの仕方を覚え、錆びさせないようにする必要があります。刀剣買取を依頼したいと考えているなら、拵などの刀装具もきれいに保管しておくと価値を下げずに済むでしょう。